働く女性は理想より「眠れていない」 睡眠時間を削る要因、「家事」を抑えた1位は?(1/2 ページ)
働く女性の睡眠時間は平均6.0時間となり、理想の睡眠時間とは1.6時間ものギャップがあるーー。そのようなことがキャリアデザインセンター(東京都港区)が運営する「女の転職type」による調査で明らかとなった。
働く女性の睡眠時間は平均6.0時間となり、理想と1.6時間ものギャップがあるーー。そんな結果がキャリアデザインセンター(東京都港区)が運営する「女の転職type」による調査で分かった。働く女性の睡眠時間が不足している原因は何なのだろう……?
なぜ睡眠不足に? 原因は……
働く女性の理想の睡眠時間の平均は7.6時間だった。一方、現実の平均睡眠時間は6.0時間となり、比較すると1.6時間ものギャップが見られた。
仕事のある日の睡眠時間について、最も多い回答は「6〜7時間未満」となり44.5%に上った。次いで「7〜8時間未満」(21.5%)、「5〜6時間未満」(20.1%)という結果に。年代別に見ると、20代の平均睡眠時間は6.2時間、30代は6.1時間、40代は5.9時間となり、年代が上がるにつれ睡眠時間が短くなる傾向となった。
仕事がある日の理想の睡眠時間には「8〜9時間未満」が最多回答となり54.3%を占めた。「7〜8時間未満」(30.8%)が続いた。半数近くの人が「8〜9時間未満」が理想であると回答しているにもかかわらず、実際に「8〜9時間未満」眠れている人は5.6%にとどまった。
理想の睡眠時間を阻害する要因について、最多回答は「仕事」となり42.2%。その他「家事」も41.8%を占める結果となった。また「メンタル不調」を要因として挙げた人も32.1%に上った。
年代別に見ると、20代は「仕事」が最も多く52.7%を占めた。一方で、30代と40代では「家事」が最も多い結果となった。
また「SNS」「趣味」は年代が上がるにつれて減少する傾向となった。一方で、年代が上がるにつれて多くなったのは「家事」「育児」で、特に「育児」は20代は3.4%であるのに対し、30代では25.4%と大きく増えている。40代は23.0%とやや減少するものの、依然として高い水準となった。
同社は「30代以降になると結婚や出産などの生活の変化を迎える人が増え、睡眠時間がとりにくくなっている様子がうかがえる」とコメントした。
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