調査リポート
働く女性は理想より「眠れていない」 睡眠時間を削る要因、「家事」を抑えた1位は?(2/2 ページ)
働く女性の睡眠時間は平均6.0時間となり、理想の睡眠時間とは1.6時間ものギャップがあるーー。そのようなことがキャリアデザインセンター(東京都港区)が運営する「女の転職type」による調査で明らかとなった。
眠い……仕事で失敗も
睡眠不足が原因で仕事で失敗してしまった経験はあるか聞くと、8割以上の人が何かしらの失敗をしたことがあるという結果となった。最も多かったのは「モチベーションの低下」で54.3%、次いで「パフォーマンスの低下」(46.9%)となり、仕事に対する意欲や成果に影響が出やすいことが分かった。
また、75.1%の人が睡眠時間を削っても「やりたいことがある」と回答した。やりたいことの内容は「趣味」が42.8%で最も多く、その他「勉強・スキルアップ」(23.4%)、「TV・動画」(22.6%)が上位回答となった。
年代別に見てみると、全ての年代において1位は「趣味」となったが、2位以下の順位は年代による差が見られた。20代では、2位「TV・動画」、3位「SNS」であるのに対し、30代・40代では、2位「勉強・スキルアップ」、3位「TV・動画」となった。その他のコメントとしては「愛犬と過ごす」「ぼーっとする」「投資」などが見られた。
調査は1月20日〜2月1日にインターネットで実施。「女の転職type」会員である女性941人から回答を得た。
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