2015年7月27日以前の記事
検索
連載

「自責思考を持て」という“無敵論法”の危うさ 素直な若手ほど潰れるワケ「キレイごとナシ」のマネジメント論(1/7 ページ)

上司から「自責の念を持て」「他人のせいにするな」と言われた経験はないだろうか。

Share
Tweet
LINE
Hatena
-

「キレイごとナシ」のマネジメント論

常に目標を達成させる「常勝集団」をつくるために、キラキラしたビジネスtipsは必要ない。組織マネジメントを専門とする横山信弘氏が、本質的なマネジメント論を「キレイごとナシ」で解説する。

 上司から「自責思考を持て」「他人のせいにするな」と言われた経験はないだろうか。確かに、他責から自責へと考え方を変えることは、個人や組織の成長において大切な要素だ。しかし、この「自責思考を持て」という言葉が、時として部下を追い詰める"無敵論法"となり、逆効果を生むケースがある。


「自責思考を持て」はとてもごもっともな「指導」だ。しかし……(ゲッティイメージズ、以下同)

 部下の成長を阻む指導法とはどのようなものか、細かく解説する。組織のマネジャーをはじめ、教育者や子育て中の親にもぜひ最後まで読んでもらいたい。

著者プロフィール・横山信弘(よこやまのぶひろ)

企業の現場に入り、営業目標を「絶対達成」させるコンサルタント。最低でも目標を達成させる「予材管理」の考案者として知られる。15年間で3000回以上のセミナーや書籍やコラムを通じ「予材管理」の普及に力を注いできた。現在YouTubeチャンネル「予材管理大学」が人気を博し、経営者、営業マネジャーが視聴する。『絶対達成バイブル』など「絶対達成」シリーズの著者であり、多くはアジアを中心に翻訳版が発売されている。


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

       | 次のページへ
ページトップに戻る