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女性IT人材、半数以上が「管理職を希望せず」 理由は?パーソルHD調べ(3/3 ページ)

IT職の女性のうち、半数以上が管理職になることを望んでいない──そんな結果が、パーソルホールディングスが実施した「女性IT人材の就業に関する調査」で分かった。

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キャリア継続のために組織に求めること

 スキルアップについては、職種・性別を問わず「現在の職種(業務内容)でスキルアップしたい」と考える人が多かった。しかし、IT職の女性や総合職の女性は、希望の働き方やワークライフバランスを重視する傾向が高く、ワークライフバランスを保ちながらスキルアップを図りたいという意向がうかがえる。


スキルアップについて

 また、IT職の女性の68.0%がスキルや技術の習得についての悩みを抱えており、その理由として「時間がない」(33.7%)、「お金がない」(21.4%)、「何から始めるべきか分からない」(20.9%)、「勤め先で習得の機会がない/少ない」(18.9%)といった課題が挙げられた。


スキルや技術の習得についての悩み

 IT職の女性がキャリアを継続するために組織に求めることは、「休暇の取りやすさ」(36.7%)が最も多かった。次いで「勤務地/勤務時間の柔軟さ」(33.2%)、「業務量や時間に見合った給与」(32.9%)となった。


キャリア継続のために組織に求めること

 調査は、調査委託先モニター20〜49歳の男女のうち「経営者・役員」「会社員」(正社員)、「自営業・自由業・フリーランス」の女性IT人材、男性IT人材、女性総合職人材1236人を対象にインターネットで実施した。調査期間は1月9〜11日。

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