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先月と言ってることが違う! 朝令暮改の「コウモリ上司」が生まれるワケ「キレイごとナシ」のマネジメント論(1/5 ページ)

部下の成長を促したいと思うマネジャーはもちろん、コウモリ上司に振り回される部下たちも、ぜひ最後まで読んでもらいたい。

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「キレイごとナシ」のマネジメント論

常に目標を達成させる「常勝集団」をつくるために、キラキラしたビジネスtipsは必要ない。組織マネジメントを専門とする横山信弘氏が、本質的なマネジメント論を「キレイごとナシ」で解説する。

 「先月と、言っていることが全然違うじゃないですか!」

 こんな心の声が会議室から漏れ聞こえてきそうだ。前言撤回、路線変更、方針転換……。うまくいかないとすぐに考えを変える、そんな営業部長がいた。


コウモリ上司、なぜ生まれる?(ゲッティイメージズ、以下同)

 「方針転換は日常茶飯事。もうついていけません」

 若い営業はもちろんのこと、ベテランの域に達した30代後半の営業も嘆いていた。

 このように朝令暮改を繰り返す上司のことを「コウモリ上司」と呼ぶ。どちらに転んでも自分に都合のいい方に立場を変える姿が、コウモリが昼と夜で顔を変えるようだからだ。

 なぜこのようなコウモリ上司が生まれるのか? なぜ方針をコロコロ変えてしまうのか? 今回はコウモリ上司の特徴と対策について解説する。部下の成長を促したいと思うマネジャーはもちろん、コウモリ上司に振り回される部下たちも、ぜひ最後まで読んでもらいたい。

著者プロフィール・横山信弘(よこやまのぶひろ)

企業の現場に入り、営業目標を「絶対達成」させるコンサルタント。最低でも目標を達成させる「予材管理」の考案者として知られる。15年間で3000回以上のセミナーや書籍やコラムを通じ「予材管理」の普及に力を注いできた。現在YouTubeチャンネル「予材管理大学」が人気を博し、経営者、営業マネジャーが視聴する。『絶対達成バイブル』など「絶対達成」シリーズの著者であり、多くはアジアを中心に翻訳版が発売されている。


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