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先月と言ってることが違う! 朝令暮改の「コウモリ上司」が生まれるワケ:「キレイごとナシ」のマネジメント論(5/5 ページ)
部下の成長を促したいと思うマネジャーはもちろん、コウモリ上司に振り回される部下たちも、ぜひ最後まで読んでもらいたい。
なぜ精神論だけでは、うまくいかないのか?
「頑張れ」「もっと努力しろ」という精神論は、確かに重要だ。しかし精神論だけで目標達成できるなら、コウモリ上司も生まれない。大切なのは、科学的なアプローチだ。
経由地を正しく設定することで、「この時期までにここに到達する」と目標を細分化できる。小さな目標を設けることで、「ここまでなら頑張れる」という気持ちが生まれる。
小さな達成体験を積み重ねることで、「このペースなら大丈夫」と安心感も得られるだろう。科学的なアプローチと精神論がバランスよく組み合わさったとき、はじめて本当の成果が出るのだ。
コウモリ上司の一番の問題点は、科学的なアプローチを軽視し、場当たり的な精神論に頼りすぎることだ。だからこそ、出発地・経由地・目的地を明確にして、組織全体で共有することが重要なのだ。
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