インタビュー
本当にあった「着火ライター付き」電卓 カシオ、過去60年間の“迷機”を公開(2/2 ページ)
着火ライター、野球ゲーム、クレジットカード、ペンダント――一見すると関連性のないこれらは、カシオ計算機(以下、カシオ)が実際に「電卓」に取り入れてきたものだ。
「毎年2200万人の新入生がカシオ電卓を使っている」
「毎年2200万人の新入生がカシオ電卓を使っている」と佐藤事業部長は手応えを語る。海外の売上高構成比は23%、展開地域は100カ国に及ぶという。
60年の歴史の中で、カシオはさまざまな電卓を世の中に投入してきた。現代のわれわれから見れば巨大な「初号機」から、計算結果をロールペーパーに印刷するプリンタ機能付き電卓、世界初となるパーソナル小型電卓など、世の中に大きな影響を与えた製品もある中、冒頭に紹介した「変わり種」も多い。
カシオ創業者の邸宅であった樫尾俊雄発明記念館(東京都世田谷区)では3月25日〜5月9日にかけて、これらの隠れた名作約40モデルを一般向けに公開する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
「他社が逆立ちしてもマネできない価格にした」――ワークマン専務、1500円「万能パンツ」に自信
ワークマンが新たに投入する「万能パンツ」。その実力は?
デニーズ「1400円ラーメン」が好調 「1000円の壁」乗り越えた要因は?
デニーズが期間限定で販売している「味噌らぁ麺〜五重(いつつがさね)の味噌」が好調だ。どんなラーメン?
令和のバーキン? 今年も人気 ユニクロのバッグ、秋冬向けに改良も「在庫ほとんどない」
ユニクロが2024年秋冬最新モデルとして販売した「ラウンドショルダーバッグ/キルト」が今年も人気だ。
「うどんみたいな布団」が突如爆売れ、Xで16万いいね 「売れたらラッキーくらいに思ってた」と担当者
Xで「万バズ」となった「うどん状の布団」。一体どのような商品なのか。
ぬれる“スキ”を与えない傘はなぜ生まれた? 見過ごされがちな感情にヒント
テストマーケティングの事例から学ぶヒット商品開発のカギ。見過ごされがちな感情に隠されたヒントがある。



