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上司が部下に「ワークライフバランスを捨てろ」と言ってはいけないワケ:「キレイごとナシ」のマネジメント論(1/5 ページ)
高市新総裁の「ワークライフバランスを捨てる」発言が話題になった。しかし曲解した上司がマネしてはいけないことがある。
「キレイごとナシ」のマネジメント論
常に目標を達成させる「常勝集団」をつくるために、キラキラしたビジネスtipsは必要ない。組織マネジメントを専門とする横山信弘氏が、本質的なマネジメント論を「キレイごとナシ」で解説する。
まさか日本のリーダーが「ワークライフバランスを捨てる」と宣言するなんて……。
10月4日、自民党新総裁に選出された高市早苗氏が「馬車馬のように働いてもらう。私自身もワークライフバランスという言葉を捨てる」と発言した。政治の世界での覚悟を表明しただけに過ぎないのだが、この発言は、瞬く間に広がった。よくも悪くも大きな反響があったのだ。
そこで今回は、ワークライフバランスの本来の意味合いについて解説する。部下育成やチームビルディングで悩みを抱えているマネジャーの皆さんは、ぜひ最後まで読んでもらいたい。
著者プロフィール・横山信弘(よこやまのぶひろ)
企業の現場に入り、営業目標を「絶対達成」させるコンサルタント。最低でも目標を達成させる「予材管理」の考案者として知られる。15年間で3000回以上のセミナーや書籍やコラムを通じ「予材管理」の普及に力を注いできた。現在YouTubeチャンネル「予材管理大学」が人気を博し、経営者、営業マネジャーが視聴する。『絶対達成バイブル』など「絶対達成」シリーズの著者であり、多くはアジアを中心に翻訳版が発売されている。
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