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生成AI時代、SFAは“用済み”なのか 現場のマネジャーが考えるべきこと「キレイごとナシ」のマネジメント論(1/5 ページ)

便利だが、入力項目が多すぎるのだ。商談のたびにデータを入れるのが面倒で結局放置される。どうすればいいのか。

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「キレイごとナシ」のマネジメント論

常に目標を達成させる「常勝集団」をつくるために、キラキラしたビジネスtipsは必要ない。組織マネジメントを専門とする横山信弘氏が、本質的なマネジメント論を「キレイごとナシ」で解説する。

 「うちのSFA、誰も使ってないんですよね……」

 ある企業の営業部長が、私にこう打ち明けた。SFA(営業支援システム)やCRM(顧客管理システム)は、導入費用だけで年間数百万円。それなのに営業メンバーは誰も積極的に使わない。入力項目が多すぎるのだ。商談のたびにデータを入れるのが面倒で、結局放置される。


生成AIの発達によってSFAが岐路に立たされている(ゲッティイメージズ、以下同)

 一方生成AIの進化は目覚ましい。ChatGPTのようなツールが、メールやスケジュールを自動解析し、営業戦略を提案してくれる時代になった。

 そこで今回は、SFA/CRMは本当に必要なのか? 生成AIだけで十分なのではないか? そして現場のマネジャーは何を求めているのかについて解説する。営業組織のマネジメントに悩む経営者、営業マネジャーはぜひ最後まで読んでもらいたい。

著者プロフィール・横山信弘(よこやまのぶひろ)

企業の現場に入り、営業目標を「絶対達成」させるコンサルタント。最低でも目標を達成させる「予材管理」の考案者として知られる。15年間で3000回以上のセミナーや書籍やコラムを通じ「予材管理」の普及に力を注いできた。現在YouTubeチャンネル「予材管理大学」が人気を博し、経営者、営業マネジャーが視聴する。『絶対達成バイブル』など「絶対達成」シリーズの著者であり、多くはアジアを中心に翻訳版が発売されている。


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