2015年7月27日以前の記事
検索
インタビュー

ベネッセ福武会長に聞く「日本企業のアート活用術」 直島40年にみるブランド戦略とは?(1/5 ページ)

ベネッセホールディングス取締役会長・福武英明氏に、日本企業がアートと向き合う際の“現実的な活用術”を聞いた。

Share
Tweet
LINE
Hatena
-

「アートは、企業経営にとって本当に意味があるのか」

 人材育成、新規事業、ブランド価値の向上――多くの企業が創造性の重要性を口にする一方で、アートへの投資には今なお「費用対効果が見えにくい」という声も根強い。

 そうした中、40年以上にわたりアートを軸に地域と向き合い、世界的評価と経済効果の双方を生み出してきた企業がある。ベネッセグループと福武財団による「直島」の取り組みだ。ベネッセは1980年代後半から香川県・直島でアートを活用した活動を開始。有名な地中美術館に加えて、空き家を改修し、アーティストが空間そのものを作品化した「家プロジェクト」などを運営してきた。

 アートを単なる文化支援ではなく、企業の思想やブランドを形づくる装置として捉えてきた同社は、何を大切にし、何を捨ててきたのか。

 ベネッセホールディングス取締役会長・福武英明氏は、2025年12月9〜10日に東京・丸の内で開催した都市型カンファレンス「FUTURE VISION SUMMIT 2025」(大丸有エリアマネジメント協会、Forbes JAPANなどが主催)で審査員を務めた。

 同イベントでは、アートとビジネスの可能性を切り拓く企業・団体の取り組みを表彰する「ART VISION AWARD」の審査・表彰を実施。カルチュア・コンビニエンス・クラブや福岡県の太宰府天満宮などの企業・団体が受賞した。

 福武氏に、日本企業がアートと向き合う際の“現実的な活用術”を聞いた。

photo
福武英明(ふくたけ ひであき)ベネッセホールディングス取締役会長・福武財団理事長。大学卒業後、キーエンス、エス・エム・エスなどを経てベネッセホールディングス取締役会長。2023年、福武財団理事長に就任。ニュージーランド国内でも投資会社など複数の企業を経営する。1977年岡山県生まれ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

       | 次のページへ
ページトップに戻る