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「部下の相談に乗るほど疲れる……」 それってただの“高度な愚痴”を聞かされているだけでは? 最もシンプルな見極め方とは:「キレイごとナシ」のマネジメント論(3/6 ページ)
部下からひんぱんに相談される上司。それだけなら頼れる上司として申し分ないことなのだが……。
見分け方2. 「自分が何を変えるか」が語れるか
本当の相談には、必ず「自分が何かを変える前提」が含まれる。
「自分の伝え方を変える」
「優先順位を変える」
「時間の使い方を変える」
たとえ不完全でも「自分が何かを変えないといけない」という認識がある。逆に、相談と言いながら愚痴をこぼす人は、「外部依存モデル」から一切出てこない。
「相手が変われば解決する」
「会社が悪い」
「商品が悪い」
自分の“行動変数”がゼロなのである。
解決意欲がある人は、話の主語が「自分」になる。愚痴モードの人は、主語が「他人」「環境」から動かない。
課長の部下たちは、まさにこのパターンだった。
「商品の問題では?」
「売上目標が高くないですか?」
いつの間にか、自分ではコントロールできない外部変数に焦点を当てて、語り始めてしまうのだ。
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