「5000円の水」「12万円のドライヤー」なぜ人気? リファの銀座旗艦店で見えた答え(3/5 ページ)
2025年12月末、ReFa(リファ)最大の旗艦店「ReFa GINZA(リファ ギンザ)」を訪れた。好調が続くリファでは、リカバリーウェアや香水など新領域に参入するほか、高額製品も増えている。開業から約3カ月、旗艦店ではどんな成果が出ているのか。
高級感が漂う「リファ ギンザ」
好調が続くリファでは、2025年11月にブランド史上最大の旗艦店「リファ ギンザ」を開業した。地下1階から4階までの5フロアだが、地下はまだ開業しておらず、4階はイベントスペースのため、現時点で製品が置かれているのは1〜3階となる。
入り口を入ると空間をゆったりと使った高級感のあるディスプレイが並び、十分な数の店員が待機していた。この日は平日だったこともあり、来客はそれほど多くなく、比較的ゆっくりと店内を見ることができた。店内の年齢層は20〜50代ほどと幅広く、チラホラと外国人の姿も。立ち止まって店員と話し込む人も多かった。「とにかく贅沢(ぜいたく)な空間」という印象を受けた。
リファ ギンザ開業の狙いについて亀岡氏は、こう話す。
「リファの“最先端”を国内外の方に知っていただく場所であり、ビューティーを軸に『ライフ』の領域に広がっていることを示したいと考えています。また、日本発のブランドとして世界に挑戦していくためのフィールドとして、銀座という立地を選びました」
製品を見るだけでなく、他のストアではできない“触れる体験”を提供することにも重点を置く。例えば、美容師経験のある店員からドライヤーやアイロンの使い方を教わったり、シャワーヘッドの水流を手で触って試したりできる。
「客層は小学生から高齢者まで非常に幅広いです。『ブラシ』や『ドライヤー』といった特定商品を目当てに来店しつつ、『リファってブラシだけじゃないんだ』などと商品展開の広さに驚かれて、いろいろと購入される方も少なくありません。インバウンド需要も想定以上で、これまでの実績でいうと購入者の平均3〜4割が訪日外国人です」
さらに、旗艦店では「ギフト」も重要なキーワードだという。店内には、専用ボックスに入ったギフト製品が目につく場所にいくつも置かれている。実際、クリスマスなどにはギフト需要が増加し、恋人へのプレゼントを買いに男性が1人で来店するケースもあったという。
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