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若者に広がる「頑張らない月曜日」とは? 最低限の仕事しかしないムーブメントのワナ:「キレイごとナシ」のマネジメント論(3/4 ページ)
チームの若手社員が、月曜日だけ明らかにペースを落としているという。メールの返信は遅く、会議での発言も少ない。火曜日以降は普通に働くのだが、月曜日だけ別人のようだと。
月曜日に力を抜くことの「副作用」
頑張らない月曜日には、見過ごせない副作用があると私は思っている。
業務の遅延とアウトプットの質の低下
月曜日に先送りした業務は、火曜日以降に上乗せされる。結果として週の後半に負荷が集中し、質が落ちる。ペース配分のつもりが、単なる先送りになっているケースは多い。
周囲への負担増加
チームで仕事をしている以上、1人が月曜日にペースを落とせば、その分を誰かがカバーすることになる。本人は「自分のペース配分」だと思っていても、周囲から見れば「月曜日だけサボっている人」と見られても仕方がない。
週全体のリズムが崩れる
ゆっくり始めて徐々にギアを上げる。一見すると合理的だが、実はこれが最も非効率なやり方なのだ。
この3つの副作用は、本人が自覚しにくいところに厄介さがある。「自分を守るための工夫」が、いつの間にか「自分の評価を下げる行動」「非効率的な姿勢」に変わっている。そのことに気づかないまま月曜日を過ごしている人は少なくない。
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