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「自分でやった方が早いから……」 部下の“不機嫌”を怖がる上司がチームの成長を止めるワケ:「キレイごとナシ」のマネジメント論(5/5 ページ)
本来は部下に任せるべき仕事を抱え込んでしまう。いわゆる「物分かりの良い上司」だ。しかし、この優しさに見える行動が、実はチームの成長を止めている。
「優しさ」と「甘さ」は決定的に違う
部下の成長を本気で願うなら、嫌われるリスクを引き受ける覚悟が必要だ。機嫌を損ねないようにする「甘さ、逃げ」は、優しさではない。
本当の優しさとは、部下の将来のために今あえて負荷をかけることだ。基準に達しなければやり直しを求め、不機嫌な態度には正面から向き合う。短期的には嫌われるかもしれない。しかし、数年後に部下が成長したとき、あのとき厳しく言ってくれた上司に感謝する日が来るだろう。
私も、あのとき指摘してくれた経営者には、10年以上経った今も感謝している。あのような指摘がなければ、今も私は人の話を聴くとき、眉間に皺を寄せていただろう。
「物分かりの良い上司」から、成長を促す上司へ。そのためには「丸投げ」と「任せる」の違いを理解しよう。うまく「任せる」ことが苦手だという上司は、部下と対話しながら仕事を進めていけばいいのだ。
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