インタビュー
「空調服の次」は“冷やす服” サンコーの「冷蔵服」が累計12.8万台を突破した理由(3/4 ページ)
猛暑が常態化する中、空調服に代わる新たな暑さ対策として「冷やす服」が広がり始めている。サンコーの「冷蔵服」は発売1カ月で2.5万台、累計12.8万台を突破するヒットとなった。その理由を探る。
発売1カ月で計画の半数を達成
発売からわずか1カ月で出荷台数は2万5000台を突破した。前年モデルの同時期(1万5000台)と比較すると、約1.7倍のペースで推移している。2026年モデルの通期販売計画は5万台だが、残りの在庫についても卸売向け出荷のめどが立っているという。
好調の背景には、製品の性能に加えて外部要因もある。「外気温が体温を超えると、ファン付きウェアでは熱風を取り込むことになり、直接肌を冷やすペルチェ冷却の優位性が高まっている」と広報担当者は分析する。
また、ファン付きウェアは過酷な現場で使用されるため消耗が激しく、買い替えのタイミングでより高性能な冷蔵服に乗り換える層が増えているという。
加えて、2025年6月施行の改正労働安全衛生規則で、暑熱環境下での熱中症対策が罰則付きで義務化された。「法改正を受けて、企業が福利厚生や安全管理の一環として本格的な冷却装備を導入する動きが加速している」(同広報担当者)
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