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「アルファードバブル」は終わるのか 残クレ時代の“新たな主役”を探る:高根英幸 「クルマのミライ」(3/5 ページ)
トヨタのアルファードの中古車価格が下落傾向にある。残価設定クレジットによる購入者が増え、市場に在庫が増えたからだ。現在、高級SUVの人気再燃の兆しもあり、残価設定クレジットを利用する層の需要も移り変わるかもしれない。
トヨタ車のリセールバリューを高めたビジネスモデルとは
自動車ディーラーは新車を販売し、メンテナンスを引き受けるところだと思っている人も多いだろうが、その収益の源泉は多岐にわたる。
新車販売や車検整備などがメインであることは間違いないが、自動車保険をはじめとする保険サービスも手掛ける。また、トヨタはKDDIと関係が深いことから、店舗で「au」の携帯電話も扱っている。
そして、中古車販売では下取り車を再販売する。それも認定中古車や人気モデルを集めることで、新車よりも高い利益率を狙えるのだ。
早く現金化するために業者オークションに出品するケースも多いが、特にトヨタディーラーの場合は自前で中古車販売拠点を持っており、そこで販売することで再び車両販売の利益が得られる。
それだけでなく、中古車価格を維持するために高く下取りし、しっかりと点検整備をして高品質な保証付きのディーラー認定中古車として販売している。そのため、一般の中古車販売店におけるトヨタ車の価格もそれに影響されて高くなり、リセールバリューを維持できているのだ。
もちろんクルマ自体の品質が高くなければ、このビジネスモデルは通用しない。まずトヨタ車という高品質な商品が存在するからこそ、実現できた収益構造なのである。
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