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街に広がるマイクロモビリティ、何が問題なのか? 日本に合う「新しい足」を考える:高根英幸 「クルマのミライ」(4/5 ページ)
ラストワンマイル対策や高齢者などの移動手段として、マイクロモビリティの選択肢が広がっている。電動キックボードには問題があるものの、市場のポテンシャルは大きい。安全・快適に移動する手段としてさらに普及するためには、何が必要だろうか。
さらなる普及に必要なカギは何か
さまざまな製品が登場し、マイクロモビリティを軽自動車の代替と考えるユーザーも増えてきた今、満足度向上を考える段階に来ている印象だ。それくらい、ユーザーとメーカーの意識に隔たりがあると感じることがある。
アイデアや機能にこだわるあまり、足回りを複雑化するなど構造に凝ってしまうと、重量を抑えるために、耐久性に乏しい乗り物になってしまう。そう思える製品や試作車はたくさんあるが、まずはメンテナンスして5年は乗れるようにしないと市場で廃れかねない。
そういった意味では、カー用品販売大手のオートバックスが、トヨタ出身のエンジニアが開発した三輪型のマイクロモビリティ「Lean3」の販売を手掛けることは、普及を後押しする材料になりそうだ。
前二輪と後ろ一輪で、カーブでは車体を傾けて走るという斬新なマイクロモビリティはトヨタで製品化されたものだが、Lean3はそれをさらに改良し、市販化にこぎ着けた。一部地域のシェアリングサービスで利用するしかなかったユニークなモビリティを購入できるようになったのは、普及へのステップが一段上がった感がある。
カー用品店だけでなく、ガソリンスタンドやディーラー、バイク販売店など、モビリティに関わるさまざまな店舗が販売やメンテナンスを手掛けるようにすれば、ユーザーへのサポートも十分に期待できる。
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