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ロボタクシーはカーシェアに取って代わるのか 次に来る“クルマ利用の変革”の波:高根英幸 「クルマのミライ」(3/5 ページ)
カーシェアリングは定着したが、今後クルマの利用にさらなる変革が起こりそうだ。ロボタクシー導入の動きが加速しており、普及すればカーシェア市場も縮小する。タクシーや公共交通、物流を中心に、無人運転率が高まっていくだろう。
カーシェアリング市場は縮小していく
一方、カーシェアリングはこのまま順調に保有台数を増やしていくかというと、それほど楽観的な将来は予測できそうにない。
まず、飽和状態になってクルマの稼働率が下がると収益性も低下してしまうという構造から、ユーザーは常に一定レベルの不自由さを味わうことになる。
ビジネス街では日中、住宅街では朝夕が需要のピークタイムとなる。カーシェア企業にとっては、需要よりもわずかに少ない台数にすることで収益性が最も高くなるため、ユーザーは事前に予約して確保していなければ、確実に使えるとは限らない。
しかもカーシェアリングは乗り捨てできないため、往復の短時間が基本であり利用できるシーンは限られる。だからロボタクシーが一定以上普及したとき、カーシェアリング市場がしぼんでしまう可能性が否定できないのだ。
ロボタクシーは郊外にメンテナンス拠点を設ければ、都市部に駐車場を用意する必要がない。自動運転がカーシェアリング車両に導入されたとしても、ユーザーはそちらを選ぶメリットが薄くなる。
アプリで呼んで、目的地に着いたら降りるだけ。クルマを借りに駐車場まで出向く必要もなければ、借りた場所へ返却しに戻る必要もなくなるのだ。
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