反対側に回ると、今度は超即物的にスロット?!で、プレイは可能?!これってもし目がそろったらコイン出てくるの?!商品は?!勝手に想像が広がって止まりません!!
遊び心満載……というにはあまりにも過激なこのクルマ!!
しかも、この運転席を見てください。
座席が真ん中に?! どうやって運転すんの?! ペダル類は動かしてなかったので、完全に展示車両として作られたのでしょうが、これにはものすごい人だかりができていました。
イケてるかイケてないかは個人の判断に任せるとしまして、いやはや、これには驚きました。
公道の運転は出来ないでしょうが、もしこれが走ってて、隣り合ったりしたら……驚きすぎてアゴが落っこちちゃうかも。
さて、こちらはラグジュアリー系のD.A.Dというブース。この手のクルマ業界では有名な、「ギャルソン」のブランドです。
正直申し上げますと、私、キラキラ大好きです。
女性なら結構誰でも好きなんじゃないか、と思うのですが、今ケータイや任天堂DSなんかをきらきらにデコるの、流行ってますよね?!
かく言う私のカバンの中も、フリスク(清涼菓子のアレ)ケースもiPodも、スワロフスキーギラギラで、アクセサリーもフェイクでいいから光ってるもの!! と選んでしまうくらい。
それが……なんとホイールにまでデコってる!!!! 覗きこんだら車内にもぎっしり(そりゃダッシュボードからシフトレバーから何から何まで隙間なく)スワロフスキー!!!……絶句。
これまた耐久性は?! 接着は何を使って?! ビーズひとつひとつ手作業で張り付け? どんな人が?! 誰が買うの?! と想像が先走り!
遠目にもこのブースだけ眩しく光を放ってました。ちなみに、このブースに集う人たちも、そこはかとなくイカツイ感じ。
ここまで来るとチューニングカーは完全に芸術作品。
ここではグッズもたくさん作っていて、どれもこれもきらきら光っておりました。
ホイールまでは思いきれない私ですが、シフトレバーがきらきらって、テンション上がってけっこういいかも!
このオートサロンでは、メーカー系のブースもモーターショーとは違った趣向でブースを展開していますが、シックにモーターショー的な演出をしていたのはMAZDA。
なんといってもモデルさんの衣装が清楚かつトレンド押さえて素敵だった!!
!
こういった演出は、レースクイーン風の露出の多いコスチュームのモデルさんを多用し、音楽をガンガンかけてるような会場内で、かえって際立って素敵でした。
さて、モーターショーよりは弾けてるとはいえ、まだまだカタい印象の強いメーカー系の中でも毎年、ここのブースだけは「ほんとにいいの?!」というほどに思い切った演出&天晴のカスタムカーで目立っています。
実は個人的に毎年、「今年はどんな展示で来るかな〜〜〜♪」なんて、すごく楽しみにしているブースだったりして。
それがSUZUKI!!
今年もやってくれました。
メインステージに燦然と輝くのは2台のパレット。
なんとなくファミリーカーのイメージの強いパレットですが(実際モーターショーなんかではおとなしくちんまり展示されてました)、なんとここまでイカツくできる!
ゴールドに輝くパレットは「ショートピースが入らんき!!」(シャコタンブギより)どころじゃない!!ってほどのローダウン!!
凝った内装にも注目してください。
ブラックのパレットもこれまたローダウンですが、ゴールドとブラックで、カスタムのストーリーを変えてあるんです。
こんなクルマをメーカーが作った、ってだけでももう、「その心意気に乾杯!」ってかんじ。
SUZUKIって、ある意味ラストサムライだな、っていつも思っちゃう。メーカー系が敢えてやらなくなった「新しいこと」に、チャレンジし続けているから。
いつまでも日本のクルマ業界に新風を吹き込んでほしいものです。
そんなSUZUKIブースには、今年からWRCにフル参戦するSX4がイエローのワークスカラーで展示されていました。
WRCでもサムライ・スピリットを発揮してくれるのか?!日本人スタッフが多数加入することから、「チーム・ニッポン」とも呼ばれていますが、この意志の強そうなSX4の顔を見てたら、なんだかワクワクしてきちゃいました。
今井優杏(イマイ ユウキ)
2006年にレースクイーンを引退し、レースを通じて知ったクルマの素晴らしさを伝えたい! とモータージャーナリストに転身。また、MCとしても、モータースポーツ関連イベントを中心に幅広く活動中。
愛車はFIAT・バルケッタ(赤)。ラテンのクルマを愛する情熱系。
クルマは所有も運転もJOIA(喜び)。もっと楽しみましょう!!
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