旬なファッションをセレクト――ifca showroom展示会+D Style イベントリポート(2/2 ページ)

» 2008年11月12日 20時33分 公開
[山田祐介,ITmedia]
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ゲレンデで活躍! 無線タグ内蔵のスウォッチ登場

photo スノーパス・ウォッチ「FINE ENGINE/SUKI100」(左)と「REDDISH BLACK/SUKR100」(右)。価格はともに1万3650円

 SuicaやPASMOを始め、ICカードのサービスはすっかり定着した感があるが、「時計やアクセサリーがICカード代わりになればいいなぁ」と考える読者も多いのでは? そんな未来を期待させる新作ウォッチが10月に登場した。それがスウォッチのスノーパス・ウォッチだ。

 その名から分かる通り、スキーのリフト券として利用できるこのコレクションは、「スウォッチ・アクセス」と呼ばれるシステムを搭載し、REID(無線タグ)マイクロチップを内蔵。長野の開田高原マイアスキー場のリフト券として利用が可能なほか、そのほかのスキー場でも実施に向け調整を行っているという。

 実はヨーロッパやアジア各国では同システムの導入が進んでおり、700以上のスキー場で利用されている。スイスではサッカースタジアムの入場券、さらに台湾では公共交通機関の乗車券としても利用されているそうで、日本での展開に注目したい。


photophoto クリスマスに向けたコレクションもディスプレイされていた。「ライト・オブ・センス」(写真右)は男性用としても使えるスタイリッシュなモデル。価格は1万8900円

オロビアンコから腕時計が登場

 ミラノ発のバッグや革製品のブランドとして、日本でも人気のオロビアンコ。1996年にジャコモ・ヴァレンティーニさん、エリサ・ロヴァティさんら2人のデザイナーによって設立された。その機能性、芸術性、耐久性を兼ね備えたアイテムは、男女を問わずファンが多い。

 そんなオロビアンコが新たに腕時計作りに挑戦し、日本で展開することに。社長のヴァレンティーニさんは、子供のころに親戚の経営する時計修理工房で働いたことがあり、そこで見た時計の機能性と芸術性に心を打たれたという。

 リリースされたウォッチコレクションは、将来的にベルト単体での販売を見込み、いずれもベルト幅が同じになっている。上質なイタリアンレザーはもちろんのこと、オロビアンコお得意の“変わった素材”を使ったベルトのリリースも検討中のようで、ファッションに合わせてベルトを付け替える楽しみを味わえそうだ。

photo ケースの両面に文字盤と2針を設けたリバーシブルモデル「AMBIDESTRO MECHANICAL(アンビデストロ メカニカル)」。片面からはテンプの動きも楽しめる。価格は3万9900円
photo 肉抜きされた文字盤と、シースルーの裏蓋で男心をくすぐる「ORACLASSICA MECHANICAL(オラクラシカ メカニカル)」。価格は6万900円
photo 全10色展開の「RETTANGORA AUTOMATIC(レッタンゴラ オートマティック)」。価格は2万9400円
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