レビュー
コンパクトなボディに“G”の名にふさわしい高画質――「PowerShot G7 X」:EVFは欲しかったけど(3/3 ページ)
キヤノンから登場した、1型センサー搭載のハイエンドコンパクト「PowerShot G7 X」は、ボディのサイズ感こそPowerShot S120をほうふつとさせるが、その画質の高さはプレミアムコンパクトの名にふさわしい。
PowerShot G7 Xでさまざまなシーンを切り取る
ワイド端。こだわりオートで。発色は申し分ない。DSC-RX100に比べるとちょっとディテールがざらついてるかなという感はあるけどハイエンドコンデジとしては素晴らしいデキ。8.8mm 1/1250秒 F5.6 ISO125
ワイド端でこだわりオート。24ミリ相当あるとこういう構図で迫力が出る。こだわりオートは構図内のいろんな情報を見て露出を決めるのだが、このときはなぜか1/1000秒F1.8でISO400という結果に。動体を撮ってると判断されたんだろうか。8.8mm 1/1000秒 F1.8 ISO400
猫が寄ってきて毛繕いをはじめたのでワイド端で撮影。こだわりオート。動体と認識してシャッタースピードが速くなった。こだわりオートが上手くいくときはオートのままで撮ってOKな感じ。8.8mm 1/1000秒 F1.8 ISO320
こだわりオート+タッチAFを使い、テレ端でコスモス。100ミリ相当で40センチまで寄れるとこのくらいは撮れる。こだわりオート時にタッチAFするとその被写体を追尾してくれる。36.8mm 1/1000秒 F2.8 ISO125
洞窟の中の祠を望遠で。ISO感度は6400にマニュアルでセット。絞り優先AEで。さすがにここまで感度を上げるとノイズが乗るが、6400でこのくらいなら悪くない。19.1mm 1/50秒 F2.5 ISO6400
暗部補正オート。絞り優先でコスモスと青空をローアングルで。F2.8にセットしたら露出オーバーになったのでNDフィルタをオンに。暗部補正オフとオートで撮り比べ。暗部補正がかかると暗部が自動的に持ち上がるのが分かる。8.8mm 1/320 F2.8 ISO125
フルHD動画を室内で。5軸手ブレ補正のおかげで録画しながら動いても動きが滑らかで変なブレ方はしない
ISO12800。ISO800からISO12800までISO感度を上げながら撮影。絞り値はF5.6。AFは中央一点。少しずつディテールが潰れてざらついていき、ISO6400以上はちょっとノイジーになる
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