NEC、ウイルス感染/情報漏えい対策などセキュリティソリューションを強化

NECは、同社のセキュリティソリューション「iBestSolutions/Security」に情報漏えい防止ソフトなどを追加。販売を開始した。

» 2004年06月02日 20時29分 公開
[ITmedia]

 NECは6月2日、同社のセキュリティソリューション「iBestSolutions/Security」に情報漏えい防止ソフトなどを追加。販売を開始した。

 新たに追加されたのは、(1)ファイルサーバに保存したファイルの印刷や外部メディアへの保存を制限できる「InfoCage」、(2)ホームページの改ざんを検知し自動修復できる「StarDefence」、(3)セキュリティ関連の問い合わせ対応を代行するヘルプデスクサービス―など。

 (2)については、NECの監視センター「Network Management Service Center」からStarDefenceを利用してユーザー企業のWebサーバを遠隔管理する「Webサーバ管理サービス」も提供する。

 また、セキュリティパッチの適用状況や社内ネットワークに接続された不正なPCを検知する「CapsSuite」では、ウイルスの持ち込みを防止する検疫機能を搭載し強化を図った。同製品は、ワームが攻撃前に行う偵察行為を検知して攻撃を遮断できる「WormGuard IPシリーズ」とも連携させることもできる。

 価格は、InfoCageが150万円から、StarDefenceが180万円から、CapsSuite V3.0が262万円からとなっている。Webサーバ管理サービスは、月額8万3000円から。ヘルプデスクサービスは個別見積もりとなる。

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