沖電気、ビジネスホンシステム「Office stage」でIPテレフォニー機能強化

沖電気工業は、ビジネスホンをベースとした企業向けコミュニケーションシステム「Office stage」シリーズの「Office stage M」、および「Office stage S」のIPテレフォニー機能を強化した。

» 2004年06月10日 23時47分 公開
[ITmedia]

 沖電気工業は6月10日、ビジネスホンをベースとした企業向けコミュニケーションシステム「Office stage」シリーズにおいて、中規模オフィス向けモデル「Office stage M」、および小規模オフィス向けモデル「Office stage S」のIPテレフォニー機能を強化したと発表した。

 これは、IP電話サービス回線の収容機能を追加したもの。050で始まる加入者番号を持つIP電話サービス回線が直接収容できるほか、緊急通話(110番/119番)発信時に一般外線やISDNへの自動迂回発信サービスを提供するため、従来の一般外線と同様の使い勝手でIP電話サービス回線を利用可能という。

 また、通信事業者の提供する固定電話発−携帯電話通話料金割引サービスへの対応機能を標準搭載する。

 これらの機能を強化した新製品は、「Office stage M バージョン2」および「Office stage S バージョン3」として、7月26日から販売を開始する。価格は、Office stage M バージョン2が190万4000円から、Office stage S バージョン3が88万5000円から。

 同社では、販売開始後1年間で、両機種合わせて1万1000セットの販売を目指す。

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