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» 2004年06月15日 08時40分 公開

Oracle、BPM強化へ新興Collaxa買収を検討

米Oracleはソフトウェア新興企業Collaxaの買収を計画しているという。Collaxaの主力製品は「BPEL Server」。主にWebサービスアプリケーション利用企業が使っているBusiness Process Execution Language(BPEL)に対応している。(IDG)

[IDG Japan]
IDG

 情報筋によると、米Oracleはソフトウェア新興企業Collaxaの買収を計画している。Oracle Application Server 10gにCollaxaのビジネスプロセス自動化支援技術を追加して、アプリケーションサーバのビジネスプロセス管理(BPM)機能強化を図る考えのようだ。

 IBM、BEAなど、大手のミドルウェアベンダーの多くは、自社のアプリケーションサーバにBPM機能を追加済み。この市場にはほかにも、Action Technologies、Intalioなどの専門企業がいる。

 Collaxaは、Netscape CommunicationsやNetDynamicsの出身者などが2000年に設立した会社で、Oracleと同じくカリフォルニア州レッドウッド・ショアーズに本社を置いている。

 Oracleは、「噂や観測」にはコメントしない方針だとし、買収計画を否定も肯定もしていない。CollaxaのCEOにも6月14日、電子メールで取材を求めたが、返答はない。2週間前には、Collaxa CEOはOracleへの身売りを否定していた。

 しかし、この取引に詳しい二つの情報筋が今週、OracleはCollaxa買収に向けた最終段階にあり、サンフランシスコで28日開幕のSun Microsystems主催のJavaONEカンファレンスで発表する計画だと伝えた。「これによって(Oracleの)ビジネスプロセス管理能力は大幅に改善するだろう」と情報筋の一方は語っている。

 Collaxaの主力製品は「BPEL Server」。Microsoft、IBM、SAP、BEAなどが支持し、主にWebサービスアプリケーション利用企業が使っているBusiness Process Execution Language(BPEL)に対応している。

 Oracleは既に、自社のアプリケーションサーバに多少のBPM機能を加えているが、「機能の構築はゆっくりしたペースだった。買収によってこれを迅速化しようと考えたのだろう」とCorrent Analysisのアナリスト、ショーン・ウィレット氏。

 Collaxaの製品には、ランタイムサーバ、ビジュアルモデリング/管理ツールが含まれる。BPEL 1.1のほか、WS-Addressing、WS-Transaction、WS-ReliableMessagingなどのWebサービス標準をサポートしている。

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