ファウンドリー、NetIron 40G/BigIron MG8用IPv6モジュールを追加

ファウンドリーネットワークスは、メトロルータ「NetIron 40G」と、テラビットクラスのレイヤ3スイッチ「BigIron MG8」に、IPv6ルーティング機能を追加した。

» 2004年06月29日 10時46分 公開
[ITmedia]

 ファウンドリーネットワークスは6月28日、サービスプロバイダー向けのメトロルータ「NetIron 40G」と、テラビットクラスの処理能力を備えたレイヤ3スイッチ「BigIron MG8」に、IPv6ルーティング機能を追加したことを発表した。

 今回リリースされたIPv4/IPv6デュアルスタック・ラインモジュールは、いずれもハードウェアベースで処理を実行し、ワイヤスピードの性能を実現。最大毎秒4億8000万パケットという高い性能でIPv4とIPv6のルーティング/スイッチングを行うという。

 またIPv4のみならずIPv6マルチキャストをサポートし、新たなサービスに備える一方で、既存の環境からの移行を容易に行えるよう6to4トンネリングにも標準対応した。

 IPv4/IPv6デュアルスタック・ラインモジュールは、ポートの種類/構成によっていくつかのモデルが用意されている。たとえば40ポートのGbE(GoC)を搭載したモデルは1089万9000円、2ポートの10GbE(XENPAK)搭載モデルは846万9000円、4ポートの10GbE(XENPAK)は1209万9000円など。NetIron 40G用のモジュールは既に出荷が開始されており、BigIron MG8用は8月より出荷される予定だ。

 なお同社は、これらモジュールを用いたIPv6ルーティングのデモンストレーションを、Networld + Interop 2004 Tokyoの同社ブースで披露する予定である。

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