米小売大手のSears Roebuckが取り組んでいる販売プロセスおよびツールの再構築において、Manugisticsの需要計画と補充計画ソリューションが採用されたことを明らかにした
サプライチェーンマネジメント(SCM)向け大手の米Manugisticsは、米小売大手のSears Roebuckが取り組んでいる販売プロセスおよびツールの再構築において、Manugisticsの需要計画と補充計画ソリューションが採用されたことを明らかにした。
SearsはManugisticsのソリューションにより、870店舗ある総合小売店ですべて店舗レベルでの予測が可能になるという。また、すべての製品カテゴリーで予測精度を高め、店舗レベルでの補充業務を改善できるようになるとしている。
また、ネットワーク全体にわたる店舗別の需要予測、プロモーション、季節性、リードタイムの変動、割当量、入庫量を考慮し、店舗ごとに独自の在庫計画を時系列で作成することができる。さらに、ネットワーク全体の需給状況を視野に入れ、計画担当者に割り当てや補充の提案を行ったり、予測される問題についてアラートを出すなどの機能も搭載される。
Searsの販売オペレーション担当バイスプレジデント、スティーブ・ポプラウスキー氏は「顧客がSearsに期待する最高のショッピング体験を提供できる。同時に、予測精度を高めることであらゆる効率化が進み、売り上げを増加させて事業コストを削減するという目標の達成にも役立つ」と話しているという。
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