Red Hat、決算報告を修正へ

» 2004年07月14日 08時46分 公開
[ITmedia]

 米Red Hatは7月13日、サブスクリプション収入の繰り入れ方法を一部修正し、2004年2月までの3年度分と2004年3〜5月期の決算報告を修正すると発表した。

 発表によれば、独立監査役を務めるPricewaterhouseCoopersとの話し合いを経て修正を決定した。話し合いの結果、サブスクリプション契約の収入を月ごとに計上するのは適切ではないと判断、特定の契約に関して日割りで計上することになったとしている。

 決算の修正は、サブスクリプション収入の繰り入れ方法を変更したことのみによるものだと同社は強調。年間の売上高に大きな影響はない見通しで、営業キャッシュフローと四半期ごとの新規契約件数にも影響は出ないとしている。ただ、四半期ごとの営業利益や純利益などの項目は大幅に変動する見通し。

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