日本オラクル、中国進出の自動車部品メーカー向けに「かんばんテンプレート」提供

日本オラクルは、Oracle E-Business Suite Special Editionに、かんばん生産方式に対応する「かんばんテンプレート」を含むソリューションを開発し、中国進出の日系自動車部品メーカー向けに提供する。

» 2004年07月22日 20時02分 公開
[ITmedia]

 日本オラクルは7月22日、Oracle E-Business Suite Special Edition(EBS-SE)に、かんばん生産方式に対応する「かんばんテンプレート」を含むソリューションを開発し、中国進出の日系自動車部品メーカー向けに、同国内で同日から提供を開始したと発表した。

 同社は、日本企業の中国進出時のスモールスタートアップに対応する基幹システム構築用アプリケーションとして、EBS-SEを位置付ける。「短期、定額、低コストで会計、受発注管理、生産管理システムの導入を可能とする」ことがメインのメッセージだ。

 日系自動車メーカーの中国進出に伴い、日系自動車部品メーカーも進出を本格化させている。このため、自動車業界で主流であるかんばん生産方式に対応する機能をテンプレートとして開発した。

 同ソリューションを利用することで、自動車部品製造業の顧客の中国における早期ビジネス立ち上げと高いROIの実現に寄与できるとしている。

 価格は2500万円(約200万中国元)〜。ここには、ソフトウェアライセンス、ハードウェア、導入費用、初年度保守費用が含まれる。対応OSはRedhat Linux2.1。

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