三和コムテック、Webサイトの脆弱性スキャンを毎日行う安全証明サービス

三和コムテックは、米ScanAlertが開発したWebサイトの安全証明サービス「HACKER SAFE」の販売を開始している。

» 2004年08月03日 18時38分 公開
[ITmedia]

 三和コムテックは、自動リモートスキャンを毎日行うことで、企業Webサイトの安全性を証明するセキュリティサービス「HACKER SAFE」の販売を開始している。

 HACKER SAFEは、米ScanAlertが開発したWebサイトの安全証明サービス。Webサイトと、その背後にあるアプリケーションサーバやデータベース、Webサイトを保護するファイアウォールやルータといった機器に対し、全400項目以上に上る脆弱性検査を実施する。検査に際してWebサイト側に専用ソフトウェアなどを導入する必要はない。

 管理者には、チェックの結果を元に、脆弱性の詳細と修正方法をまとめたレポートがWeb経由で提供される。セキュリティ上の欠陥がないと判定されたサイトには、「HACKER SAFE」の証明シールが発行される仕組みだ。脆弱性が発見された場合でも、72時間以内に修正された場合に限り、継続して証明シールが発行される。

 同サービスでは他に、24時間体制のリアルタイム警報システムも提供され、個々のWebサイトのデバイス構成に応じた脆弱性情報が提供されるという。

 サービス料金は、1ドメイン、3デバイスの場合で年額29万8000円。三和コムテックでは、個人情報の漏洩などにつながりかねない脆弱性を防げるとともに、Webサイトを利用する消費者へのアピールにもつながるとし、年度内に1万サイトへの導入を見込んでいる。

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