IDC Japan、アジア/パシフィック地域の2004年第1四半期ルータ市場規模を発表

IDC Japanは、アジア/パシフィック地域の2004年第1四半期におけるルータ市場規模を発表した。市場規模実績は6億1700万ドル。

» 2004年08月04日 16時37分 公開
[ITmedia]

 IDC Japanは8月3日、シンガポールのIDC Asia Pacific調べによる、アジア/パシフィック地域の2004年第1四半期におけるルータ市場規模を発表した。

 これによると、市場規模実績は6億1700万ドルだった。ベンダー別では、ルータ市場全体でシスコシステムズが首位を獲得し、セグメント別では、コアルータ市場を含むハイエンドセグメントが全体の60%を占めて最大となる。そのうち、シスコシステムズとジュニパーネットワークスがハイエンドルータ市場におけるエンドユーザー売上金額の約90%を占めているという。

 今後、日本を含むアジア/パシフィック地域では、2004〜2008年までに年間平均成長率5.8%で成長し、2008年には売上金額が30億ドルに達すると、同社は予測している。

 なお、今回の発表は、IDCが発表したAsia/Pacific Quarterly LAN Trackerのデータを修正したものとのこと。前回発表(関連記事参照)では、調査対象となった国の中に実際の市場規模より少なめに集計された国が含まれており、コアルータ市場のデータに正しく反映されなかったためとしている。

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