C4Tは、印刷物の特徴量を抽出することで、カメラ付き携帯電話からWebサイトへ誘導する技術を開発したと発表した。
シーフォーテクノロジー(C4T)は8月12日、印刷物の特徴量を抽出することで、カメラ付き携帯電話からWebサイトへ誘導する技術を開発したと発表した。
現在、カメラ付き携帯からWebサイトへ誘導する方法としては、二次元バーコードなどが利用されているが、既存の方法では、印刷物自体に専用コードを埋め込む前処理が必要なため、埋め込む印刷物のデザインに制約が出たり、画像の品質劣化がおこってしまっていた。
C4Tでは、これを印刷物の特徴量をサーバにあらかじめ登録しURLと紐付けしておくことで、前処理加工が不可能な絵画などの画像でもWebサイトへ誘導できる技術を開発した。また、埋め込み作業が必要ないため、即時性高く、低コストでのプロモーションが可能になるという。
このカメラ付き携帯を用いたWebサイト接続方法について同社は特許を申請している。現在、NTTドコモのカメラ付き携帯の全機種を動作対応機種として予定しているが、順次au、ボーダフォンなどへ対応を広げていく計画だ。
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