XP SP2日本語版正式バージョンだというプログラムのダウンロードパスが出回っている。偶然明らかになったものだというのだが……。
Windows XP Service Pack 2(SP2)日本語版の正式バージョンだというプログラムのダウンロードパスが、8月19日夜に掲示板などで出回り、一部でちょっとした騒ぎになっている。
このパスは「download.microsoft.com」内に設けられたもの。プログラムは273Mバイトのexeファイルとしてダウンロード可能だ。
マイクロソフトはこの日までに正式版公開のアナウンスはしていないが、掲示板の報告などによると、この「正式版」はMSDNなどを通じて配布されたRTM版と同じバージョンだという。
問題のダウンロードパスについては、「8月11日ごろ、マイクロソフトがサイト上でほんのわずかの間公開したが、何らかの事情ですぐに引っ込めたようだ。しかし公開時に偶然アクセスしていたユーザーがこれに気付き、既に正式公開されたものと思い、ブログにパスを掲載していた」という語られ方をしている。真偽は不明だ。
マイクロソフトによると、問題のプログラムは「少なくとも正式版ではない」という。公開されている経緯などについてはノーコメントとし、「正式版は追って公開する」としている。
20日午前11時半現在も同プログラムはダウンロード可能だ。実際にインストールしたユーザーからの報告も相次いで寄せられている。ただし慎重を期すなら当然、マイクロソフトの正式アナウンスを待ったほうがいいだろう。
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