アシアルは、レンタルサーバなどの利用者向けに、サーバ上のPHPソースコードを保護する「ionCube PHP Encoder DataCenter版」の販売を開始した。
アシアルは8月20日より、レンタルサーバやホスティングサービスの利用者向けに、サーバ上のPHPソースコードを保護する「ionCube PHP Encoder DataCenter版」の販売を開始した。
アシアルはこれまでも、サーバサイドスクリプト言語「PHP」の難読化/暗号化やコンパイルなどによって、PHPソースコードの逆変換や漏洩を防ぐソフトウェア、「ionCube PHP Encoder」を販売してきた。ionCube PHP Encoder DataCenter版は、この機能を、ホスティングサービスなどの利用者にも提供するもの。
DataCenter版特有の機能として、従来のコマンドラインインタフェースに加えてWebインタフェースが追加された。こうしてエンコードしたファイルは、エンコードを行ったマシン上でのみ動作可能になるという。さらに、PHPスクリプトの高速化を実現する「ionCube PHP Accelerator」の無償インストールとサポートも含まれる。
ionCube PHP Encoder DataCenter版はLinux、FreeBSD上で動作する。価格は、ユーザー数やサーバ数に応じて異なり、要問い合わせとなる。
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