米Sun Microsystemsは、S2io Technologiesの「Xframe 10 Gigabit Ethernet Adapter」用ドライバを、SPARC、AMDのOpteron、IntelのXeon搭載のサーバ用Solarisに組み込む計画だ。またS2ioはSunと提携を結び、パフォーマンスとスケーラビリティの強化に向けて、リモート・ダイレクト・メモリ・アクセス(RDMA)機能を備えるTCP/IPオフロードエンジンの開発に当たる。
Sunは、「FireEngine」と呼ばれるSolaris用次世代ハイパフォーマンスIPアーキテクチャの開発を進めている(関連記事参照)。Sunのオペレーティングプラットフォームグループのグレン・ウェインバーグ副社長は、「S2ioと提携を結び、データ量の指数関数的な増加を背景に、さらに高水準のサーバ性能を求める顧客の声に対応する」と話している。
The Linley Groupのアナリスト、ジャグ・ボラリア氏は、Xframe 10 Gigabit Ethernet Adapter技術をSolarisに加えることで、サーバ間のインタフェースが原因のボトルネックを解決する一助になると指摘している。
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