Microsoft、MOM 2005を製造工程向けにリリース

» 2004年08月26日 08時53分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftは8月25日、システム管理製品の新バージョンである「Microsoft Operations Manager(MOM)2005」および「MOM 2005 Workgroup Edition」を、製造工程向けにリリース(RTM)したと発表した。

 Microsoftは企業における分散システムの設計・デプロイ・運用の簡易化を目指した「Dynamic Systems Initiative」(DSI)と呼ばれる構想を掲げている。MOMはその構成要素の一つで、イベント/パフォーマンス管理、管理タスクの自動化、サーバアプリケーション監視、レポーティング機能などを備えた企業向けのアプリケーション。

 MOM 2005では、シンプルなデプロイメントウィザードとタスク自動化によって設定と実装を容易にしたという。また、システムの健康状態表示のための新コンソールを提供。エージェントとサーバの相互認証機能などのセキュリティ機能を組み込んでいる。

 MOM 2005の米国価格はサーバライセンスが729ドル、オペレーションマネジメントライセンス(OML)5パックが2689ドル。

 MOM 2005 Workgroup Editionは、これまで「MOM 2005 Express」と呼ばれていた製品だ。サーバ台数10台までのミッドマーケット顧客に向けたMOM 2005の廉価版で、米国価格は499ドルとなっている。

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