MSがLonghornのロードマップ変更。WinFSはLonghornのリリース後に

Longhornは2006年をメドに広範な提供を開始するが、Windowsのストレージサブシステム「WinFS」は、Longhornのリリース後にβ版をリリースする。

» 2004年08月28日 08時08分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftは8月27日、コードネーム「Longhorn」と呼ばれるWindowsのロードマップを発表した。Longhornは2006年をメドに広範な提供を開始するが、Windowsのストレージサブシステム「WinFS」は、Longhornのリリース後にβ版をリリースする。

 このスケジュールについてMicrosoftは広報資料で「企業やコンシューマー、OEMから要望が出ている機能を適切な時期に提供するため、ある程度妥協する必要があった」(プラットフォーム部門副社長のジム・オールチン氏)と説明している。

 また、プレゼンテーションサブシステムの「Avalon」とコミュニケーションサブシステム「Indigo」を、Windows XPとWindows Server 2003向けに2006年中に提供開始する計画も明らかにした。

 なお、今回発表したスケジュールはクライアント版のLonghornのみに関連するもので、サーバ版のLonghornは従来通り2007年の出荷を目指すとしている。(→詳細記事)

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