日本ユニシス、ポータル専用フレームワークの機能拡張版を提供開始

日本ユニシスは、ポータル専用フレームワーク「LUCINA Portal Express for .NET」の機能拡張版を提供開始する。

[ITmedia]

　日本ユニシスは8月31日、ポータル専用フレームワーク「LUCINA Portal Express for .NET」（Portal Express）の機能拡張版を提供開始すると発表した。

　今回のPortal Express機能拡張版は、一般のポータルやグループウェア製品のすべての機能までは必要としない、またはそういった製品を採用するとかえって機能の制約を受けると考える顧客向けに、Microsoft .NET Frameworkを基盤としたスクラッチ開発向けのフレームワークを追加し、ポータル基盤（プログラム、サンプルコード、ドキュメントのセット）を提供するもの。

　通常スクラッチ開発には多くの工数を要するが、Portal Express機能拡張版を利用することで、Microsoft Content Management Server 2002を使用しなくても、各種のポータルを迅速に構築、運営できるようになるという。

　なお、Portal Expressは単体での販売は行われず、システム構築サービスに含む形で提供される。同社は、Portal Expressを含めた.NETビジネス全体のシステムサービス受注で200億円を目指す。