キヤノンシステムソリューションズは10月より、クライアントPCのセキュリティ管理システム「PCGUARDIAN VER2」の販売を開始する。
キヤノンシステムソリューションズは10月より、クライアントPCの集中管理/監視を行うセキュリティシステム「PCGUARDIAN VER2」の販売を開始する。
PCGUARDIANは、クライアントPC上の操作を監視し、記録することによって、内部からの情報漏洩防止を支援するとともに、事故発生時の追跡や原因究明を支援するシステムだ。クライアントPCにインストールされるエージェントと、ログの記録やポリシーの集中管理を行うサーバから構成されている。
新バージョンでは、サイエンスパークが開発したデバイス制御ソフトウェア「DriverwareSoftware」を組み込むことで、情報漏洩対策機能を強化した。具体的には、これまでサポートしてきたFDD、CD-R/RW、プリンタといったデバイスに加え、NetBIOSやUSBデバイスにも対応し、アクセスやイベントのログを収集できるようになった。またアクセス制御機能も強化され、ファイルのコピーやプリント出力の制御が可能になっている。
対応プラットフォームは、サーバ側がSolaris 8/9、RedHat Enterprise Linux AS3/ES3で、クライアント側はWindows 2000/XP。価格は50クライアントで95万円からとなっている。キヤノンシステムソリューションズでは新バージョン発売を記念したキャンペーンも予定しているという。
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