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» 2004年09月04日 08時50分 公開

MS、2005年度業績展望でLinuxの影響を懸念

Microsoftは、同社サーバシェアは控えめな伸びだったのに対し、Linuxはそれをわずかに上回るペースで伸びたと報告した。Linuxなどのオープンソース製品に押されて売れ行きが落ちる恐れもあるとしている。

[ITmedia]

 米Microsoftはこのほど米証券取引委員会(SEC)に提出した書面で2005年度の業績展望を示し、来年度は現在ほどの大きな伸びは見込めず、Linuxなどのオープンソース製品に押されて売れ行きが落ちる恐れもあるとの見通しを示した。

 書面の中で同社は、PC出荷増大や非商用ソフトの成功といった全業界的な要因が、2005年度の業績に大きな影響を与える可能性があると指摘。「2004年度はPCの出荷増大が非常に堅調で、2003年度から約13%増加した。2005年度にこれほどの伸びが見込めるとは思っていない」と述べ、PC出荷の伸び率は7〜9%、2005年度のクライアント部門収入の伸び率は5〜7%にとどまるとの予想を示している。

 オープンソースソフトに関しては、その開発動向を引き続き注視し、オープンソースソフトを含む競合製品との差別化を図る意向だと説明。「Microsoftの2004年度のサーバのシェアは控えめな伸びだったのに対し、Linuxはそれをわずかに上回るペースで着実に伸びた。オープンソースソフト製品の市場での受け入れが増すにつれ、当社製品の売れ行きは落ちる可能性があり、収益減少や営業利益率低下を招く可能性もある」と警鐘を鳴らしている。

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