NTTコムウェア、資産管理とセキュリティ管理を実現する「AdminITy」発売へ

NTTコムウェアは、ITリソースの資産管理と、各端末におけるセキュリティ対策の徹底を支援する「AdminITy」の販売を開始する。

» 2004年09月07日 19時41分 公開
[ITmedia]

 NTTコムウェアは9月9日より、PCをはじめとするITリソースの資産管理に加え、各端末におけるセキュリティ対策状況を把握し、状況に応じて対策を促す管理ソフトウェア「AdminITy」の販売を開始する。

 AdminITyは、同社が提供してきた「LAN情報管理サービス/システム」の後継製品。企業ITシステムを構成するPCやプリンタ、ルータなどハードウェアのスペックや、搭載されているソフトウェアの情報などを収集し、一元的に管理できる。

 機器に割り振られたIPアドレスの管理や、各端末にインストールされているソフトウェアのライセンス管理が可能なほか、Microsoft Visioと連携させれば、ネットワーク構成図の管理も可能だ。

 特徴としては、NTTコムウェアが検証して配布する「セキュリティ辞書」に基づいて、端末のセキュリティ対策状況をチェックできることが挙げられる。このセキュリティ辞書には、最新のウイルス定義ファイルやパッチ情報などが盛り込まれており、チェックの結果は「○×形式」で直感的に表示される仕組みだ。

 同社はAdminITyによって、端末管理コストの削減だけでなく、セキュリティポリシーの徹底やソフトウェア不正コピーの防止といったメリットが得られるとしている。価格は、「IT資産管理」が1ライセンス当たり3000円から、「セキュリティ管理」は3500円から(いずれも1000ライセンス購入時)。

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