NTT西日本と東京海上、被害補償付きのセキュリティ診断サービス

NTT西日本は、東京海上と協力して、不正アクセスやウイルスなど、セキュリティ被害発生時の補償が付いたセキュリティ診断サービス「セキュリティチェックセーフティ」を9月29日から提供する。

» 2004年09月27日 20時14分 公開
[ITmedia]

 NTT西日本は、東京海上火災保険(東京海上)と協力し、不正アクセスやウイルスなど、セキュリティ被害発生時の補償を組み合わせたセキュリティ診断サービス「セキュリティチェックセーフティ」を9月29日から提供する。

 NTT西日本が、顧客の情報システムをインターネットから擬似攻撃し、情報システムのセキュリティレベルを評価。セキュリティ診断の評価が一定の条件を満たしていれば、セキュリティ被害に遭った際の経済的損害の一部を補償するというもの。

 補償の内容は、営業継続費用(補償限度額:1000万円)/再発防止費用(営業継続費用のうち実支出額の80%、500万円を限度)/データ復旧費用(補償限度額100万円)となっている。

 1IPアドレスを対象に、1年間の診断と補償を付加した価格で、年間36万8000円から。

 今後、NTT西日本が提供している不正アクセス監視サービスなどのセキュリティサービスへの補償機能付加、補償額・補償範囲の拡大など、サービス開発を進めていくという。

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