日本オラクルとラックは、「データベース・フォレンジック」の手法を確立させると発表した。
日本オラクルとラックは9月29日、機密情報が格納されているデータベースへの不正アクセス源を探り、犯人特定を可能にする「データベース・フォレンジック」の手法を確立させていくと発表した(詳細記事)。
オラクルのデータベースが持つ監視機能とラックのセキュリティ技術を合わせて、データベースへの詳細なログ/ネットワーク上のログ/サーバOSのログを記録、分析、監視する技術的手法の確立を目指す。情報漏えい事件の流出経路を特定できることにより、疑わしい人物を追求・訴追して事件の解決を図れるようになるほか、システムの導入を周知すれば、内部犯罪を未然に防止する抑止効果が期待できる。
両社は今後、フォレンジック技術を持つ企業のコンソーシアムを設立する予定としている。
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