東京〜大阪間のDBディザスタリカバリシステム構築を支援するパッケージ

丸紅ソリューション、アシスト、グローバルアクセスの3社は、Oracleデータベースのディザスタリカバリシステム構築に必要な要素をパッケージ化し、販売を開始した。

» 2004年10月01日 20時54分 公開
[ITmedia]

 丸紅ソリューション、アシスト、グローバルアクセスの3社は10月1日、災害などに備えたOracleデータベースのディザスタリカバリシステム構築に必要な要素をパッケージ化して提供する「ディザスターリカバリ・パック」の販売を開始した。

 このパッケージは、Oracleデータベースに日本ネットワーク・アプライアンスのストレージシステム「NetApp Filer」と、グローバルアクセスのSAN専用線(ファイバチャネルもしくはイーサネット)を組み合わせて提供するもの。同期方式でデータを複製することにより、不慮の事故や地震や水害などの天災時にもデータの消失を防ぎ、事業の継続を支援する。

 同パッケージの価格は、回線費用にNetApp FilerおよびOracle DBを2セットずつ含む基本構成で初年度4000万円から。導入、サービスの窓口は丸紅ソリューションが担当する。

 なおこのパッケージ提供に先立ち3社は、日本ネットワーク・アプライアンスおよび日本オラクルの協力を得て、東京〜大阪折り返しの1500km区間で同期方式によるデータ複製実験を行い、成功を収めたという。実験はNetApp Filerにデータ転送ソフトウェア「Sync SnapMirror」を組み合わせることで、これまで100km程度が上限とされてきた同期方式での長距離データ複製を実現した。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ