Adobeは、米GeoTrustと共同でドキュメント認証サービスを開発した。
米Adobe Systemsは米国時間10月5日、米GeoTrustと共同でドキュメント認証サービス(CDS:CertifiedDocument Service)を開発したと発表した。
CDSは、PDF文書の作成者の本人性と、文書に改ざんがないかを確認できるようにする電子署名ソリューション。受信者が「Adobe Reader 6.0」でPDFファイルを開いた際に、自動的に検証される仕組み。
証明書はWebTrust認証局の審査ガイドラインに従って発行され、暗号化してハードウェアに安全に保存される。そのため、従来のデジタル署名と比較して、文書の真正性と検証の水準を高めることが可能という。
「Adobe LiveCycle Document Security」を使用すれば、大量のPDF文書を迅速に検証することができるという。
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