AdobeとGeoTrust、PDF文書の署名自動検証する認証サービスを開発

Adobeは、米GeoTrustと共同でドキュメント認証サービスを開発した。

» 2004年10月08日 18時08分 公開
[ITmedia]

 米Adobe Systemsは米国時間10月5日、米GeoTrustと共同でドキュメント認証サービス(CDS:CertifiedDocument Service)を開発したと発表した。

 CDSは、PDF文書の作成者の本人性と、文書に改ざんがないかを確認できるようにする電子署名ソリューション。受信者が「Adobe Reader 6.0」でPDFファイルを開いた際に、自動的に検証される仕組み。

 証明書はWebTrust認証局の審査ガイドラインに従って発行され、暗号化してハードウェアに安全に保存される。そのため、従来のデジタル署名と比較して、文書の真正性と検証の水準を高めることが可能という。

 「Adobe LiveCycle Document Security」を使用すれば、大量のPDF文書を迅速に検証することができるという。

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