ボーランド、J2EEシステムのパフォーマンスチューニングツールを発表

ボーランドは、J2EEシステム全般のテストから本稼動までを通じて、パフォーマンス障害の解決時間を短縮する「Borland Optimizeit ServerTrace 3」日本語版を発表した。

» 2004年10月14日 16時15分 公開
[ITmedia]

 ボーランドは10月14日、J2EEシステム全般のテストから本稼動までを通じて、パフォーマンス障害の解決時間を短縮する「Borland Optimizeit ServerTrace 3」日本語版を、11月19日から出荷すると発表した。

 Optimizeit ServerTrace 3は、J2EEシステムのパフォーマンス問題発生箇所を、サービスレベルからコードレベルまで迅速に追跡、特定、診断可能にし、システムのパフォーマンス障害に起因する業務の中断や混乱、ビジネスへの影響を最小限に抑えることができる製品で、「ServerTrace Test Edition」と、「ServerTrace Production Edition」の2種類から構成される。

 アプリケーションサーバーのコンフィグレーション、ランタイム情報、JVMやJDBCのパフォーマンス、Webサービスリクエストなど、J2EEシステムを構成するすべてのコンポーネントに対し、厳密で幅広い問題検出が行える。

 Mercury LoadRunner、Empirix e-load、Segue SilkPerformerなどのテストツールとの統合もサポートしているほか、JMX/SNMP標準プロトコルを介してアプリケーション監視ツールとの統合もサポートしており、Borland Deployment Op-CenterやHP OpenViewなどのシステム管理ツールと連携できる。そのほか、サービス指向アーキテクチャ(SOA)にも対応している。

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