ビートラステッド・ジャパンが「マネージドPKIソリューション」を提供

ビートラステッド・ジャパンは10月18日、認証局の構築や運用管理のアウトソースを行う「マネージドPKIソリューション」を発表した。

» 2004年10月19日 12時42分 公開
[ITmedia]

 ビートラステッド・ジャパンは10月18日、PKI技術に基づく認証局の構築や運用管理のアウトソースを引き受ける「マネージドPKIソリューション」の提供を開始した。

 機密情報や個人情報を保護する上では、暗号化、電子署名による完全性保証や電子証明書を用いた確実な認証といった要素が重要な役割を担う。しかし、電子書名所の発行や認証局の運用には、多くの時間とコスト、ノウハウやリソースが必要だ。

 マネージドPKIソリューションはその部分を補うためのマネージドサービスだ。ビートラステッドが、前身の日本ボルチモアテクノロジーズ時代からのノウハウや技術力を生かし、顧客に代わって認証局の構築、運用、管理を行うことで、コストを削減する。この認証局は、入退室管理や各種ファシリティ、ネットワーク的なセキュリティ対策が施されたビートラステッド・ジャパン電子認証センターで運用される。

 同ソリューションには、社員証などを兼任したスマートカードを活用する「スマートカードソリューション」やPDFの電子署名/署名検証機能を組み合わせた「PDF電子署名ソリューション」、暗号化通信やネットワークデバイスの監視などを行う「個人情報保護/機密情報保護ソリューション」などが含まれている。

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