アイピーロックス、DBセキュリティ管理ソフトの新版

アイピーロックス ジャパンは、データベースセキュリティ管理ソフトの最新版「IPLocks v4.2」日本語版を2004年10月31日に出荷する。

» 2004年10月25日 17時55分 公開
[ITmedia]

 アイピーロックス ジャパンは、データベースセキュリティ管理ソフトの最新版「IPLocks v4.2」日本語版を10月31日に出荷する。

 IPLocksは、データベースの脆弱性評価、アクセスの自動監視や監査を行い、データの破壊・改ざん・漏えいからの被害を極小化するソフト。最新版のv4.2では、Oracleの監査ログ収集の負荷を削減し、パフォーマンス劣化を最小限に抑えることを可能にした。

 内部の監視ログ蓄積用データベースとして、PostgreSQLに加え、新たにOracleが選択できるようになった。監視対象となる外部データベースには「Oracle 10g」も加えた。

 OracleのPL/SQL、MS SQL Server、SybaseのTransact-SQLといった手続き記述可能なSQLをサポート。Javaだけではなく、使い慣れた言語で、複雑な監視ルールを組み込むことが可能にしたとしている。

 アラート機能には、SNMP v1/v2cのサポートを追加し、同時にアラームの個々の情報をオブジェクトとしてハンドリングできる。また、日立製作所の「JP1」やIBMの「Tivoli」などの統合運用管理ツールとの親和性を高めたという。

 価格は、PCサーバに組み込んだアプライアンスとして提供するため、個別見積もりになる。

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