IBM、SOA導入支援の新サービス

IBMはサービス指向アーキテクチャ(SOA)で企業支援するための新サービス「SOA Management Practice」を導入する。(IDG)

» 2004年11月05日 08時52分 公開
[IDG Japan]
IDG

 Webサービスの利用を通じたサービス指向アーキテクチャ(SOA)の構築で企業支援を強化するため、米IBMのグローバルサービス部門は11月4日、SOA Management Practiceの導入を発表した。

 この新プラクティスは具体的には、Tivoli管理ツールを含むWebサービスおよびSOA導入に関するガイダンスと、独立系ソフトプロバイダー製の各種製品・サービスのサポートを提供する。

 「当社の見たところ、多くの顧客が初期のSOA導入の恩恵を実感し始めており、さらに多くを求める声が寄せられている。しかし主な懸念として、顧客は自社の顧客、パートナー、サプライヤーにまで広がる全社的な規模のSOAを求めており、今の段階で導入する管理機能は、この需要に確実に対応する必要があるとの要望が聞かれる」。IBMグローバルサービス担当副社長、マイケル・リーボウ氏はこう説明している。

 同氏によれば、SOA Management Practiceでは、個別のWebサービスを導入している顧客がフルスケールのSOAを導入するためのエンド・トゥ・エンドの管理サポート機能を提供する。

 この管理サービスで提供される内容にはセキュリティ、モニタ、パフォーマンス、ビジネスパフォーマンス管理、インテグレーションブローカー、カタログ、拡張性が含まれる。

Copyright(C) IDG Japan, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ