NRIとMONET、情報漏えい対策関連ソフトで相互販売

NRIとMONETは、情報漏えい対策システムを相互販売で協力する。

» 2004年11月05日 21時03分 公開
[ITmedia]

 野村総合研究所(NRI)とMONETは11月5日、情報漏えい対策システムを相互販売で協力すると発表した。

 具体的には、NRIの情報流出防止システム「Webブラウザプロテクター」/「Webコンテンツプロテクター」と、MONETのサーバ内データの保護ソフト「VPDisk Pro」を顧客の要望に応じて、互いの顧客に提案していく。

 NRIのWebブラウザプロテクターは、HTMLで記述されたコンテンツを「Internet Explorer」で参照する際に、印刷や保存、コピー、画面キャプチャーといった機能を制限するソフトで、Webコンテンツプロテクターは、同様の保護機能をPDFやOffice文書に対して適用できる。

 この2製品に、サーバ内のWebコンテンツやデータの改ざん・漏えいを防ぐVPDisk Proを組み合わせることで、サーバからクライアントまで一貫してセキュリティを高められるようになるという。

 販売協力により、お互いが今までカバーしきれなかった範囲の対策を含んだ提案が可能になるとしている。既にMONETではNRIに対して顧客を紹介していくことを決めており、今後はNRIの顧客をMONETに紹介することを検討する。

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