日本オラクル、メインフレーム版Linuxに対応した「Oracle Database 10g」を出荷開始

日本オラクルは11月8日、メインフレーム上で稼動するLinuxに対応した「Oracle Database 10g for IBM zSeries Based Linux」を出荷開始した

» 2004年11月08日 17時08分 公開
[ITmedia]

 日本オラクルは11月8日、メインフレーム上で稼動するLinuxに対応した「Oracle Database 10g for IBM zSeries Based Linux」を出荷開始した。

 同社では、2003年2月に「Oracle9i Database Release2 for IBM Linux/390」をリリースしているが、今回の発表により、Oracle Database 10gをメインフレーム上で動作させることが可能となった。

 対応Linuxディストリビューションは、現時点ではNovell SUSE Linux Enterprise Server 8だけだが、今後、「Novell SUSE Linux Enterprise Server 9」や「Red Hat Enterprise Linux AS v3」に順次対応していくとしている。なお、「Turbolinux Enterprise Server 8 for IBM zSeries」への対応は、「予定していない」(日本オラクル広報)としている。

 価格は、Oracle Database Enterprise Editionが1プロセッサ525万円。

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